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中国の大学へ進学を目指す高2、鬼木杏梨にインタビュー

インタビュー

【鬼木 杏梨さんのプロフィール】

通信制高校2年生。ユニコーン起業部に所属。母の事業である、こふん弁当のInstagram投稿のデザインを担当。独学でデザインを学んでいる。愛知県豊田市在住。

⸻こふん弁当箱のInstagram投稿のデザインを担当した理由を教えてください。

こふん弁当箱は母の事業ということもあり、この機会を活かしてデザインを担当することにしました。私が担当したのはInstagram投稿のデザインだけで、弁当箱自体の設計やデザインなどは、他の方が担当されています。

⸻現在の活動をはじめたきっかけを教えてください。

現在の活動を始めたきっかけは、2022年6月にさかのぼります。学校の友達とチームを組み、日本文化を世界に広めていくというコンセプトをもとに、ファッションブランドのブランディングを行ったことです。まだ商品販売しているような段階ではありませんが、いずれは販売したいと思っています。

また直接的な理由ではありませんが、母が事業をやっているため周囲の大人も様々な活動をしていたので、そういった方々に影響されたのもあるかなと思います。

⸻Twitterを拝見して様々なイベントに参加されている印象を持ちましたが、イベントへの参加について詳しく教えてください。

学生のうちに様々な知識や考え方を取り入れるのが大切だと思っているので、様々なイベントに参加するようにしています。地元の豊田市でも変わった活動をされた方のトークイベントなどが開催されているので、それらにも積極的に参加しています。

これまで参加したイベントの中で特に印象的だったのが、2023年2月に参加した、福島県の地方創生に関するイベントです。実際に福島県を訪れ、福島県の魅力を他県の方々にも知ってもらえるよう、特に福島県にも近い東京圏の若者に向けたビジネスを考えました。福島県は桃やぶどう、さくらんぼなどの果物が有名なフルーツ王国でもあるので、果物に着目したビジネスにしました。

⸻現在、考えている進路について教えてください。

仕事に活かすために、中国の大学に本科入学し、金融や法律を学びたいと思っています。イギリスやアメリカ、シンガポールなどに留学したいのですが、英語が苦手なので中国への留学を考えています。

⸻ということは中国語は話せるのでしょうか?

もともと中国語の文化に興味があったということもあり、学校が休校になった時間などを有効活用し、中学校時代に独学で中国語を勉強しました。また学校での第2言語は中国語を選択しており、中国語の先生がいるので、中国語で話すこともあります。

学校の中国語の授業は初級と中級に分かれており、私は飛び級して中級から参加しました。読解力やリスニングは問題なかったのですが、中国語は発音が難しく練習する機会もあまりなかったこともあり、最初は授業についていけず苦労しました。その経験から更に中国語を勉強していき、現在はクラスメイトと同じくらい中国語が話せるようになりました。

⸻中国の大学は入学するのが大変なイメージがありますが、どのような入試対策が必要なのですか?

確かに中国の大学受験は大変なイメージがあるかもしれませんが、留学生は同等の対策が必要ではありません。本科留学の場合、中国語はもちろんのこと、学力や英語などで合否が決まります。

今後は入試に向けて、HSK(中国語の資格)やA-levelテスト(多くの国で認められている高校卒業資格及び大学入学資格)、IELTS(英語の資格)などを受験していこうと考えています。

⸻今後やりたいことについて教えてください。

大学では金融や法律のどちらかを学び、大学院ではまだ学んでいない方を専攻したいと考えています。それから自分の強みを分析し、今後のキャリアについて考えていきたいと思っていますが、おそらくビジネス色が強い方面へ進むのではないかと思っています。

⸻最後に、記事を読んでくださった方へのメッセージをお願いします。

つらいことばかりでは長続きしないので、つらいことをするのではなく、つらいことを楽しいことに変換していこうと心がけるのが良いと思います。

いうと・ライター

中学3年生・15歳。
当メディア「StuDia」を立ち上げ、代表を務めています。

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